Memo

あとこれは勝手な脳内設定なんだけど、分霊の持ってる本霊の記憶はごく一部だと思ってて。だってさすがにこれから覚えたりすることも多いのに云百年を詰め込んだままとか脳かわいそうじゃん。なので刀剣男士として働くための基礎知識以外は本霊のさじ加減なのかな、と。顕現に必要な逸話やそこ関係の刀や歴史はしっかりあって、あとは付喪神生（つくもがみせい？）をう～っすら希釈しまくった知識の男士もいれば、ごく一部だけはっきり覚えてる男士もいる、みたいな。うっすらバージョンは分霊が皆同じ記憶もちなのに、一部タイプは分霊によって覚えている過去が違うから個体差が激しい、とか。え、そんなの簡単に修羅場がおこってしまう楽しい…。

「徳美で長く一緒だったって知識はあるんだけど、実感はないんだよね～。こっちで会ったら改めてよろしくしようと思って！」
「俺もそのつもりだったよ鯰尾」
「だよね、山姥切はそういってくれると思ってた！」
「知らないのに調子のいい」

とかきゃっきゃ話しててほしい。かわいい。ごとくんとかものくんとも改めてよろしくねって初めましてに近い挨拶して、山姥切って呼んでほしいって言われるからちゃんとそう呼んでくれるんだ。本作長義と同じで、でも完全に一致するわけではない刀。
そういや来るまで徳美の皆から山姥切の話聞いたことなかったな、こんなに仲良さそうなのに。の謎がとけた主が「え、じゃあなんで南泉だけめちゃくちゃ前から知ってました会話するの？　うっすら全部覚えてたバージョンにしても物騒じゃない？」ってうかつに聞いてしまい
「大将、カルピスの原液はどこ飲んでも濃いんだぜ」
「どこを切り取っても鮮明に山姥切さんとの思い出があったんでしょうね」
「山姥切として居ないからって化物斬りとか苦肉の策すぎるよね、必死すぎでしょ」
って楽し気に言われちゃうから首傾げるしかないんだよな。長い刀としての生のどこを切り取っても…？　思いっきり希釈しまくっても…？　どちらのパターンの記憶持ちでも怖いなこれ。ちょぎくんはごとものなまずの会話を聞いても何も気にした様子はないので主は深く考えるのを止めた。
#にゃんちょぎ