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あのね、なんせんくんにやまんばぎりくんの尻を叩いてほしいんですよ……そしてやまんばぎりくんはうっかりそれで気持ちよくなってほしいわけで。は? え?? って己の感覚を信じられなくて戸惑うやまんばぎりくんからしか得られない栄養素ってあるでしょ。あるんです。

というわけで、肝っ玉母さんな審神者のいる本丸です。たぶん昭和20~30年代くらいに生まれてる、叱る時にはげんこつだし姿勢悪いってなったら背中に定規入れる感じの。子どもだけで留守番とかさせるし小学生になったら親なしで公園いく感じの。そういう風潮で育って、末の子もやっと就職きまったわやれやれ、あたりで市の人間ドッグ(無料)で霊力発見されて審神者になった。
付喪神、はは~ん。顔のいいのばっかりで、浮気しちゃったらどうしよ。あっはっは。とか言うけどパート急にやめるのも無理だしって兼業審神者で通いだし、今度夫と旅行行くって休憩時間に旅行会社のパンフ見てるので男士からもニコニコで見守られてるタイプ。

そんな本丸ですが、初期も初期、短刀が一振り審神者をすごい怒らせてね。たぶん戻れって言われてたのについあと少しって重傷進軍したとかね、資材をかばって怪我したとかね、そういう系の。審神者のため本丸のため、って気持ちが逸りすぎてついっていう。二度とするなって言われて、でももし似たようなことがあったらしてしまうかもしれない。レア刀でもなく練度も低い自分なら、状況によってはまたこの選択肢を選ぶかも。って思った短刀はもうしないって言えなかった。軽々しく約束できなかった。

で、尻をぶっ叩かれてしまったわけです。

口でどれだけ言ってもわからないなら体に叩き込むしかないな、でがっと抱え込んで下着ごとずるっと尻まるだしにされてスッパーンですよ。
私は!(スパン)今目の前にいるおまえが!!(スパン)大切で大事で折れず戻れと言ってるのに!!!(スパン)本丸の!(スパン)私のためだと言うならば!!(スパン)おまえも無事資材もゲットくらいできるように強くなる方に覚悟を決めろ!!!(スパパパパーン)
はちゃめちゃに恥ずかしいからね。なんせその時顕現してる男士全振りいたからね。最初いなかった男士も騒ぎに何事かと顔出したからね。そんな、本丸中に見守られながら生尻をスパンスパン叩かれてるわけですよ。尻は真っ赤だしじんじん痛いし、審神者は大泣きしながらも全然抱える腕ゆるまないし。言ってることはあなたが大切だから命大事に、だよ。止められないよね、誰も。主が心底から大切だって伝えてくれてるんだよ。そんなの嬉しいじゃん。でもここで誉桜でたらめちゃくちゃ嫌。尻叩かれて桜とぶのダメすぎる。

という事件を顕現したその日に先住男士から伝えられる本丸。
主のあれはヤベェぞ。もちろんこちらのことを思いやってのことだが、それでもね……。って、打たれた男士以外の見てた男士にもややトラウマになってる。審神者もね、問答無用で誰でも尻を叩くつもりはなく、というか短刀だったのでつい自分の子の小さい頃を思い出したというか。一応あとから、あれはダメだな対応まずった、幼く見えても子どもじゃないって改めて自覚してそれ以降やってないんだよ。でもほら、インパクト大きかったから……。
なので、最大級の注意の仕方が尻叩き、と理解されちゃうわけです。男士くん達に。

そんな本丸のなんせんくんとやまんばぎりくん。つきあってないけど楽しく腐れ縁してて、長義の刀はこいつだけだからチーム徳美として俺が保護者してやらなきゃにゃ~、って責任感あるなんせんくん。
重傷進軍なり無茶な行動なりなんなり、本刃はいけるって思ってだけど危険な橋を渡った時に、保護者として注意しなきゃなってなるわけです。
つまりは尻叩きだ。

さすがに皆の前だと羞恥で折れるな、と自室で。やまんばぎりくんの誇りを傷つけたいわけじゃないから、誰にも言わず。あからさまな練度差でおさえつけ、内番着のジャージと下着を剥いて、バチンと。真っ白な尻たぶが痛々しく赤くなって、熱をもって、止めろとかふざけるなって叫んでたやまんばぎりくんの声がかぼそくなるまで、無言でバチンバチンと。
反省したか、って静かな声で聞かれた時には尻ははれあがってヒリヒリジンジンで座れないくらい。ほら、刀剣男士の力なので。で、やべって慌てて薬塗ってくれたりやわらかいクッション用意してくれたりするんだけど、やまんばぎりくんが文句も言わず部屋に戻っちゃうからなんせんくんはもう真っ青。違う、嫌がらせじゃなく損ねるつもりもなく、ただ注意を。無謀な事するなってわかってほしくて。でも無言で去られちゃったのでね、保護者のつもりだったけど同じ刀派でもなんでもない相手にされたの、やまんばぎり的には許せない事だったんでは……って今更ながらですよ。

まあやまんばぎりくんはね、尻の痛みと腹立たしさが途中から自分の中でなんか方向性変わってきたことに戸惑ってたんでね。なんでこいつにこんなことされて、の怒りがバチンバチンされてるうちに、こうして尻を叩くほど心配されてる、大切に思われてるって理解にじんわり溶けてね。そしたら今度は何も言われないことに、失望されたかなとかヒヤヒヤしちゃうじゃん。からかってもウザがらみしてもにゃーにゃー怒ってくれる猫殺しくんが、静かな声で反省したかって聞くだけなんだよ。怖いね。尻叩きは最大級の注意の仕方、って男士皆学んでるからやまんばぎりくんもなんせんくんに叱られてる自覚はある。
でも尻にヒヤッとする薬を優しくなでさするように塗り込んでもらったり、氷もってきて冷やしてくれたり、尻をつけたら痛いかってずっと抱っこしようとしてくれたりされると、痛みがだんだん違うものになってくるというか。あと尻周辺の皮膚が過敏になるというか。
率直に言って気持ちよくなってしまい、大混乱のまま無言で部屋から去るしかできなかったよね、っていう!!!

そこから、あれは違う俺は尻を叩かれて気持ちよくなんてならない、確かめてやる! って再度なんせんくんに尻を叩かれるため行動するやまんばぎりくん(混乱の姿)とか、あんなに誠意をもって叱ったのにまたやめろと言ったことをするなんて俺の言うことを聞く気がないのか、ってめちゃくちゃ腹立てるなんせんくん(でも他刃に尻を叩かせる気はない)とかで、わちゃわちゃしてほしい。
最終的になんせんくんに尻を叩かれるのが気持ちいいと認めるやまんばぎりくんと、俺に尻を叩かれるやまんばぎりが妙に性的に見えてきてどうしようってなるなんせんくんでお願いします。「……オシオキ、してもいいけど」ってなんせんくんのお膝にうつぶせになるやまんばぎりくん見たいじゃん? 「オシオキしてほしくてこんなことしちまったのか?」って自分で服ずらしてお尻をだすの求めるなんせんくんもいるでしょ。います。いて。
#にゃんちょぎ

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